日本・中国でのビジネスモデルを考える

日中間を行き来するビジネスコンサルタントのビジネスモデルやアイデアフラッシュ

中国でのブランドネーミング

私は辰年生まれの獅子座です。
日本では--それがどうした?なんですが、
中国では--「龍」&「獅子」ということでウケが良かったりします(笑)。


さて、話しは変わり、私は日本企業の中国市場進出時のマーケティング、プロモーションも含めて進出コンサルティングを行ってますが、最終段階で最も注意を払わなければならないのが消費者製品の『ネーミング』です。

私自身もそろそろ進出する2つのブランドを現地のパートナーたちと考えていかなければならない時期ということで、日本企業の中国での「ネーミング」について考えてみます。

中国ではトヨタのネーミング事例が悪い意味で有名になってますが、それ以外にも現地の人間からすれば「このネーミングはちょっと・・?」というような海外商品のブランドがいくつもあるようです。
(参考)
・徐さんのコラム
・莫さんのコラム

売上げに直結するブランドネーミングの失敗をなぜ繰り返すのか?
ということについては、他で書かれてるように大きな意味では中国文化を理解してないという結果に繋がるのでしょうが、私が感じるのは日本企業の体質の問題です。

友人でもある上海の広告代理店の社長曰く
「中国でも日本企業は大手広告代理店の言いなりなので、代理店の方から売れない理由はネーミングよりプロモーションが足りないことを問題にされ、代理店が更なる広告予算獲得のため意図的に売れないネーミングを付けてるんじゃないの?」

この意見はあくまでも彼の憶測にすぎず、そこまでは考え過ぎだとは思いますが、そんな意見が出るほど不思議だということです。
(中国から見た外資広告代理店にもメーカー側の現地法人にもそれぐらい理解してる中国人がいるはずなのに・・・何故?ということです)

彼ら現地の代理店の人間と話しをしてると、日本企業の体質の問題が中国でもそのままに見えてきます。

日本企業の大手広告代理店への丸投げ体質は中国広告業界でも有名で、結局のところ、その体質が中国という異国へ行けば「中国の文化・歴史・消費者のこと何も分からないから頼むよ〜」みたいに異国では更なる【丸投げ体質】となっているのではないか、というのが一つ。

そして、
代理店からの案に対し最終決裁権が日本側のマーケティング、宣伝などの部署にあるなんてことになってるような会社もあります。
代理店はいくつかの案を提案する→中国現地法人は決定権が無い→日本側で決定という流れで【責任所在を明確にしない体質】

最低でもこの2つの日本企業の体質が改善されれば、中国での日本製品のブランド力も底上げされていくのではないでしょうか。


ちなみに「龍」と「獅子」、中国皇帝のシンボル・象徴という意味から中国を象徴するものとなってます。これらの動物そのものも、イメージさせるものも中国でのネーミングや広告には、触らぬ神に〜のごとく使わない方が無難です。


もし、『辰年生まれの獅子座の男』というコピーで自分を広告したらどうなるんだろう・・・?

テーマ:中国ビジネス - ジャンル:ビジネス

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://leehi.blog85.fc2.com/tb.php/82-b8f72b06
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

FC2ブログ