日本・中国でのビジネスモデルを考える

日中間を行き来するビジネスコンサルタントのビジネスモデルやアイデアフラッシュ

中国人にとって"恥ずかしいこと"

上海の友人(中国人)がお金を貸した相手の連絡先を探している。
---理由は、貸したお金を返してもらいたいが連絡が取れないということで、それ自体どこにでもあるような話しです。

が、"貸したお金を返してもらえない"という状況の時、
その状況自体。そして、その事実を第三者に知られてしまうこと
は、中国人にとっては『恥ずかしいこと』のようです。

友人が1年ちょっと前にお金を貸して、まだそれを返してくれないということは私は初耳で、そのことを先日彼は赤面しながらやっと話しをしてくれたのですが、なぜ、今まで伝えてくれなかったのか?と彼に聞いたところ「恥ずかしいことだから」と・・・。

中国人にとって、『お金を貸したけど、返してもらえない』というのは貸した側の問題で、借りた側の問題では無い。
=そこで、貸した側(ここでは彼)が回収できる能力が無いという意味で中国人としての面子が潰されます。

更にそのことを第三者に言うこと、知られること。
=恥ずかしいことを他人に知られるワケですので、面子潰れの上塗りのようになる。

と、いうことのようです。

そう言えば、私自身、以前中国のIT企業からの債権回収ができなかったことを、相手企業の責任にして、何ていう会社だと騒いでいた時に、「そのことは、中国では言わない方がいい」と彼に言われたことを、その時に思い出しました。
その時の私の姿は、中国人からすれば恥ずかしい姿として映っていたようです。


日本人なら、貸した側の問題ではなく借りた方に責任が発生し、誰々に貸したのにあいつは返さないなどと言っても、恥ずかしことではないし、逆に、その"あいつ"にはお金を貸さない方がいいよっていう注意を促すことにもなります。
・・・貸した側が「恥ずかしい」という感覚は、日本人でなくとも、恐らく中国人以外には持っていない感覚だと思います。


この感覚、頭ではナルホド・・・なのですが、心底理解するのは日本人には不可能なことだと思います。というのも、その後何人かの中国人に聞いたところ(そうやって確認してしまうこと自体、私自身も理解できてない)、その通りだというので、ナルホド・・・。

中国ビジネスをしていると様々な状況で中国人の"面子"を感じることはあります。
中国でビジネスをしていこうという場合には、理解できようができまいが、その"面子"を知ることから始まるのではないかと思います。

テーマ:中国ビジネス - ジャンル:ビジネス

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