日本・中国でのビジネスモデルを考える

日中間を行き来するビジネスコンサルタントのビジネスモデルやアイデアフラッシュ

中国と日本のビジネスギャップ

「ねえ、いつになったらお付き合いしてくれるの?」
「もうちょっと待ってよ」
「「もう1ヶ月も待ってるのよ」
「あと、もう少しだけ」
「「あなたからアプローチしてきたのよ」
「でも、一人で決めれる問題じゃないから」
「「どーしてこんな簡単なことあなた一人で決めれないのよ?」
「周りに反対する人もいるし、両親も説得しなきゃ・・・」
「「結婚するわけじゃないのよ!」
「結婚のことも想定しておかないと」
「「それで、最近履歴書くれとか、私の家のこと調べてるの?」
「仕方無いんだ、俺はお前のこと信用してるんだけど、両親の許可がないと・・・」
「「あなたと私だけの問題でしょ?嫌いになったら別れたらいいだけでしょ?」
「2人の付き合いが上手くいくように根回しも計画も必要なんだよ」
「「何言ってるの?じゃぁご両親をここに連れて来てよ」
「俺に任すって言われてるんだよ、連れて来れないよ」
「「任されてるんだったら、あなたが決めればいいことでしょ!」
「"任せる"っていうのは、そういう意味ではないんだよ」
「「面倒くさい、もう待てないよ誰か他の人と付き合おうかなぁ」
日「・・・」


日中企業間の業務・資本提携を進めるにあたって、多くの場合、日中間のビジネスギャップを中国側は「恋愛的思考」で日本側は「結婚的思考」というイメージだと私は説明することがあります。

どちらの国の思考がベターなのかは、そのビジネスの種類、リスクなどケースにより異なりますが、この思考ギャップのベースとなっているのが、以前に中国企業の『個』と『組織』を知るで書いたこと、つまり、『個』と『組織』の思考の差によるものだと考えてます。

中国企業は大企業であっても『個』、社長(董事長)に全責任と決裁権があります、日本はご存じの通り『組織』、最終的な責任、決裁権は社長にあるとはいえ、多くは組織の中で責任・権限が役職や事業部、部署ごとに分権されています。それにより、事業スタート時や方向性が変化した時の決断のスピードギャップが発生してしまいます。

「恋愛」と「結婚」のギャップ。上の会話で日中の間に入る"人"がいなければ、永遠に会話が平行線を辿ります。
ビジネスにおいては、このギャップを埋めていき、両国間を比較的近い思考距離にし、パートナーシップを形成していくこともコンサルティングの仕事の一つです。

このような日中間でのビジネスギャップが発生した時には、コンサルティング会社に相談してみることも一つの手段です。

PS.
The Open(ゴルフの全英オープン)が始まりました、ニュース番組以外ほとんどTVを観ない私が18歳の頃から24年間も毎年欠かさず観てきた番組です(笑)。今年も4日間の真夏のドラマを堪能させてもらいます。

コメント

あらためまして、こんにちは、石山です。

先日は良い意味で、お互いの想像していたとおり…、いや、それ以上?…と、認識しましたが、中村さんもそう思って貰えていれば幸いです^^ 

- - -

さてさて、今回の記事の「日中のビジネスのギャップ」の感想は、組織的・個人的という対比で考えるのなら、ボクは、日本のビジネスシーンも、「どんどん中国的になっている」という気がします。

というのも、ボクの付き合っているクリエイターの多くは、フリーランス、もしくは小さな所帯で会社をやっていることが多く、「即断・即決」が基本になっているし、また、スピード化社会に対応するために、優秀な企業たちはどんどん経営陣を小さくまとめ、いわゆる大組織で考える…という、これまでのスタイルをシフトしつつあるような気がするからです。

まぁ、スピード化に対応すること、即ち、誰かが責任者となって迅速に対応する顔の見える実務、そして、それは企業の代表=個人という図式に通じているようなイメージといいますか…、これらはすべて結果的に今までの日本のビジネススタイルと明らかに違いますよね。

そしてこれは同時に、誰が責任者なのかも分からない、いつ決定が成されるかわからない…、そういう凝り固まった日本のビジネス社会に、ある種の閉塞感を感じてアジアに目を向けたのも、中村さんやボクが感じている根底の部分だったりもするのかナーとも感じています^^


あぁ、まとまりのないコメントですいません。とっ散らかったままです(笑)

取り急ぎ、先日の御礼と、これからも宜しく…という意味を込めまして。

re:コメント

石山さん
コメント、謝謝!!

そーですね、メールさせて戴いた通り素晴らしい方でしたので、今後、何が起こるのか楽しみにしてます(笑)。

コメントに関しては、まさにグローバリゼーションと共にスピード化への対応ができている企業は多くなってきているとは思います。

しかし、いざ、特に中国企業との提携や進出した後のスピード感は「?」マークが付くという感じです。多くの現地法人の責任者が抱える共通する不満を集めることで分かってくることがありますので、また続編で書いてみます。

とにもかくにも、同じビジネスレイヤー上でこのような議論をできる石山さんのような方と出会えたことに感謝です。

  • 2007/07/21(土) 01:03:21 |
  • URL |
  • 中村 #xR0lGADA
  • [ 編集]

こちらこそ^^

際限なくコメントが続いてしまい恐縮ですが、こちらこそ、感謝感謝!!

中村さんの仰るように、同じビジネスレイヤーで、ましてや、似たような世代で、このようにネットでもコメントがやりとりできる方に巡り会えるのは、簡単なのようでとても難しいので、ボクの方こそ嬉しい限りです。


既に勝手ながら、中村さんはボクの上海関連の仕事のファーストプライオリティで情報をやり取りできる相手、と認識させていただいていることから、もはやネットでのやりとりもヘタな遠慮は無用で、ボクのブログへのコメントへも頂ければ嬉しく思います。<お互いにネット黎明期から、チャットやらなんやらは使い込んでいる…という認識も取れたことですし(笑)

---

で、本題の日中の会社の違いに戻りますが(笑)、ボクの書いたのはあくまでも日本での出来事なので、ボクがお付き合いをさせていただいた数少ない中国企業の印象でいえば、中村さんの持っている印象とまったく同じです。

ドライすぎるほどのビジネスライクに付き合うアメリカン・ビジネススタイルも、それはそれで日本人にとって面食らう部分もなきにしもあらずですが、対極にある中国スタイルも、そう言う意味ではグローバル・ビジネスのワン・ノブ・ゼムと言えなくもないですね(笑)

ではでは、また、改めて…。
- - -
レスは、投げっぱなしでもお気遣い無く^^

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