日本・中国でのビジネスモデルを考える

日中間を行き来するビジネスコンサルタントのビジネスモデルやアイデアフラッシュ

中国企業の『個』と『組織』を知る

昨日から2夜連続でNHKスペシャルで激流中国というタイトルで中国の今を特集してました。キーワードとしては格差・不動産・投資・天津・健康食品・情報・雑誌・メディア規制というようなところでしょうか。TVという短時間で今の中国を表現するには良いキーワードだったと思います。
参考;中国人経営者的視点による日本的格差社会)

さて、中国市場の経済成長とともに企業も成長してきてます。中国関係の情報番組を観たり中国関連書籍などを読む場合でもそうですが、中国企業とビジネスをする上で必ず押さえておかなければならない(頭の中に入れておかなければならない)中国を知る上で上のキーワードを総括する重要な概念があります、『個』という概念です。

「私と仕事しましょう」「私と儲けましょう」「あなたは儲かりますよ」・・・中国企業のトップがよく使う言葉です。中国企業の人間との仕事の時には『称的公司』(貴社)と『称』(貴方)を使い分ける必要があります。
平たく言えば、役員でさえも会社への帰属意識なんてほとんどありません、表面的な部分での会社に大して仕事を取ってきた、仕事をしたというアピールと裏の部分で個人的にどれぐらい儲かるかということを常に気にかけているのが中国企業の社員です。
(*注)本来、"称"は中国漢字では、にんべんです。

例え中国の大企業でも、日本的な意味での組織力(*中国の組織力は単純に人が多いという組織力)はありません。その意味では、中国では大企業に対し小さな企業が『個』の戦略で対抗できる市場環境もあります。また『個』に対する戦略を立てて日本の得意とする組織力で臨めば日本企業も充分に中国市場で勝つことも可能だと考えてます。
今、中国市場に進出している企業も、今後進出を予定される企業の皆さんも是非『個』と『組織』を上手く使い分けて中国市場に臨んでください。

PS.
先日お知らせしたLinkChina.LLPという組織が今週中にも登記完了予定です。中国経営者という『個』への徹底した戦略を行い日本企業の中国市場進出に対してサポートしていきます。
「元々道は無い、歩く人が多くなれば、それが道になる」NHKの番組最後の雑誌社社長の政府規制に対する言葉ですが、一昨日にお会いした中国中央政府の方も私達が組織する「LinkChina」を後押しする意味で全く同じような言葉を下さいました。謝謝!!

テーマ:中国 - ジャンル:海外情報

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