日本・中国でのビジネスモデルを考える

日中間を行き来するビジネスコンサルタントのビジネスモデルやアイデアフラッシュ

日本の携帯コンテンツビジネス、中国では?


先週、中国のシステム開発会社社長たち4人と北京で会食をしました。
彼らは皆中国人で北京・上海で、ここ10年ほどの間、日本からのシステム受託開発を行ってきた(オフショア会社)会社の社長です。皆日本語堪能で日本のネットビジネスも携帯コンテンツもよく理解しています。

日本からのオフショアはその開発依頼数も、規模も、金額も激減し、もう日本からの開発には期待もしてません。
で、「じゃぁ、これからどうする?」という話しになった時に、皆一致したことが"脱IT"しかないという意見です。

つまり、日本のネットサービスや携帯コンテンツなどの開発で養った知識もノウハウも、中国マーケットでは全く通用しないという結論で、私も含め、日本のネットサービス(携帯も含め)のビジネスモデルをそのまま中国国内で展開することは、難しいと思ってます。



以前にも書きましたが、「日本の商品を中国で売ろう」というECポータルや、日本のビジネスモデルそのままでのネットサービス、そして総務省が進出支援をするというコンテンツビジネス。。。多すぎるんじゃないの?ってぐらいその手の情報が私の耳に入ってきます。

その中でも、日本は携帯コンテンツビジネスの先進国だから、それを中国に輸出すれば成功するんじゃないか?という発想はあまりに安易というか、中国を知らないというか。。。

2000年頃から中国進出が始まって、全て撤退した日本の携帯電話メーカの例、04年頃から中国に日本のコンテンツを提供できると信じ巨大な損失を出した企業の例に懲りずに、つい最近も、資本力があり、日本ではかなりの利用者を獲得している携帯コンテンツ企業が中国での3Gサービス進出を狙い、中国移動の幹部を何度も接待し合意まで取り付けたが、結局、何も進展せず、そろそろ撤退を考えてるというような日系企業もあります。

中国に進出すること自体は難しいことではないですが、自社サービスとして市場から利益を得るまでには、相当な忍耐力と資本力が必要になると思います。


ただ、今の中国で日系企業が進出して成立しそうな唯一のビジネスモデルは、
・数多くの日本のコンテンツ企業が参入できるプラットフォームを作り
・中国のネット、3Gの巨大な市場性により可能性を日本でアピールし
・日本企業から資金(登録費や参加費)とコンテンツとを集めて終わり

というような”中国市場への期待感ビジネスモデル"だけで、実際に日本企業が今すぐ中国市場で実益を得ることができるようなビジネスは見あたらず

・巨大市場を意識せず
・千人、1万人程度の単位のファン(中国人)に
・アニメなどのコンテンツ配信を無料で行い続け
・そのファンから意見を吸い取り
・次のビジネス展開を模索していく

というように、中国でのマーケティングを繰り返してくいことではじめて中国人から支持される携帯コンテンツビジネスを見つけられるような気がします。

テーマ:中国ビジネス - ジャンル:ビジネス

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