日本・中国でのビジネスモデルを考える

日中間を行き来するビジネスコンサルタントのビジネスモデルやアイデアフラッシュ

表面に現れない中国のコスト

北京の日本料理店が数軒並ぶ地域(星巴路)にある店のオーナー(中国人)が、早急に強制退去しなければならないと、が嘆いてました。
以前に、上海の知人の日本料理店でも同じようなことがあり、都市開発に伴う政府による退去命令には逆らえないのが中国の現実です。

このような都市開発されていないエリアは、開発された地域より家賃もかなり安く抑えられるため、中国での進出手始めとして選択してしまう人も多いですが、結果的に想定外のコストを支払わなければならないことになってしまいます。


中国ではあらゆるコストが日本より安いと思われています。
人件費のように実際に金額だけをとると確かに安いことには違いありません。
ただ、時間を含め"表面に現れないコスト"が結構かかってくるということを知らないで中国進出してしまうと後で経営面で大きな影響が出てくることがあります。


中国での"表面に現れないコスト"の例を書いてみますと
・中国企業とのコネクション、信頼関係を築くためのコスト
(=長い時間と飲食などの経費)
・日本人レベルの満足のいく仕事をしてくれる従業員コスト
(=日本人レベルの人件費、社会保障費や教育の労力)
・リスク回避の為のコスト
(=上述の例ような都市計画などの調査費用や、弁護士費用)
・中国では入手できない素材のコスト
(=日本では当たり前に入る素材、商品の調達費用)
・売掛金回収コスト
(=中国企業からの売掛金の回収にかかる時間と費用)
・認可にかかるコスト
(=営業認可など様々な認可にかかる費用)

などなど
実際に、中国に進出する事業の事業計画書を作成してみると日本で同じ事業をした場合には必要の無い費用も多く、現地企業に依頼して日本レベルのまともな仕事をしてもらおうと思うと、予想外のコスト(時間・労力・経費)が想像以上にかかってくることが分かります。


なので、
軽自動車にベンツの性能を要求する日本人。。。でも書いた通り、
中国では、
A.『安いから、満足いかないレベルでも仕方ない』
B.『高いけど、満足いくレベルを求めたら、仕方ない』
というイメージを持っておいた方がストレスは溜まりません(笑)

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