北京は、その市場に対して参入できるビジネスモデルが数多く残されてる。
つまり、今のところ"あまり競争が無い"というのが私が北京を軸に動いている最大の理由です。
北京の特徴として、
1.内需のマーケットが大きい
北京は、『政治・文化』『メディア』の中心であり、何と言っても中国の権力が集中しているのが特徴で、その"権力"により経済的に潤ってる人が非常に多い都市です。
また、権力を持つ政府や軍関係者以外でも『認可』の関係上、中国の大企業の多くが北京に本社を置いているため、企業幹部たち富裕層が多く内需が支えられる仕組みになってます。
2.競争が激しく無い
海外企業が中国をマーケットとして捉え、最初に進出する際に考えるのが"上海"という企業が多く、逆にその分、今も競争は激しくなく、広大な北京ではまだまだいろんなビジネスの参入余地が残されてます。
広いが故に、あるエリアでマーケット顧客の支持を得ることができれば、固定客が着きやすく離れない傾向にもあります。
(実際、私自身もここ3年ほどで北京の数十軒の飲食店で行きつけの店が潰れたという記憶もありません。上海は、頻繁にありましたが・・・)
3.外国人に対してオープン
北京がオープンというと、「?」という人もおられるかもしれません。
上海は古くから租界として開かれた街という歴史があり、外国人にとっても入りやすく住みやすい街で、今でも閉ざされた印象の多い中国の他の都市に比べると世界に開かれた都市という印象があると思います。
(そのため、上海はその狭い地域で競争が激化してしまう)
一方、北京は閉ざされたイメージがあり、ギラギラした派手な上海とは異なり外国人も入りにくく、なんとなく暗く地味な都市という印象があるのではないでしょうか?
しかし、実際に北京にいると閉ざされた感は全く無く、案外、北京の人の方が外国人とのビジネスに対してオープンな考え方を持ってます。
ただ、政府系企業は圧倒的に北京に多く、上海と違って競争する必要の無いお役所体質の残る企業も数多く北京にありますので、そういう企業のスピード感は国際的なレベルより遙かにのんびりしているので注意すべきところです。
日系企業も中国市場進出する際に北京でビジネス展開する方が楽だと私が常日頃から考えている理由(繰り返しますが)は、上述の通り
1.大きな内需市場があり、2.競争があまり無く 3.参入しやすい。
という単純なことです。

