日本・中国でのビジネスモデルを考える

日中間を行き来するビジネスコンサルタントのビジネスモデルやアイデアフラッシュ

今のところ、日本得意の横並びの出店マーケティングで


前回のブログでは、中国でのマーケティング戦略の基礎となる要素を抜き出してみましたが、本日は少し違った視点で日米企業の中国進出について考えていきます。

今の上海の街では、マクドナルドがある所にKFCがあり、ピザハットが・・・
一見、同じ場所でのファーストフード戦争のように見えます。
が、もしかして、米国企業は中国市場への出店で護送船団方式を行っているのでは?という意識になってしまいます。
護送船団方式は主に日本の金融機関の戦略に使われますが、日本企業独特の何をするにも横並びという総称での使い方もされており、まさに日本企業の専売特許のような戦略です。
(戦略無き戦略というべきかもしれません)


これらファーストフードチェーンは日本でも同じ地区の目と鼻の先に進出しているように、中国の大都市でも同じです。

世界的ブランドを武器とし同じ顧客ターゲット層を狙うこれらの店は競争というより共存し、地区ごとでマーケットを形成しています。
特にマクドナルドとKFCは中国に限らず、世界戦略の手段として同じ場所に隣接するように出店しています。
そういう意味では、ヨーロッパの一流ファッションブランドも同様です。

欧米企業による店舗の海外進出マーケティングの基本が、まさに日本式横並びの「護送船団方式」で、海外の街・地区に単独ではなく一斉に進出し、マーケットを形成しブランド認知をさせるという手段ではないでしょうか。

では、日系企業はどうか?
護送船団方式は日本企業が得意とする戦略ですが、海外市場、特に中国市場においては多くの日系企業の店舗が単独で進出しているように感じます。

外食産業については全くの専門外ですが、「吉野屋」と同じ顧客ターゲット層の日系外食チェーン店が「吉野屋」と隣接し進出しているような地区を見たことがありません。
また、日本ではあまり知名度がありませんが、「味千ラーメン」も上海・北京では有名ラーメン店となってます。
ところが、ここも単独です。

それぞれ、異なる現地法人と合弁し進出しているので仕方ないでしょうが、そろそろ一緒にマーケティングから始めて、日本企業の中国への「護送船団進出」の足がかりを作って欲しいものです。

「吉野屋」+「味千」+「元禄寿司」なんて組み合わせでいけないもんでしょうか?
個人的には、この組み合わせで共通会員カードを作って顧客管理をしてみたい気もします。

いつか中国で牛丼を食べたくなったら、「味千」の看板見つけよう。
みたいになる日が来たら、ひとまず顧客誘導戦略は成功したと言えると思います。


今年は、これで最後のブログとなりますが、
今年一年お世話になった方々に謝謝!!
そして、明年見!

テーマ:海外ビジネス - ジャンル:海外情報

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ピザハット

ピザハットのピザハットピザハット(Pizza-Hut)は、ピザ・パスタなどを主に宅配便|宅配により販売する(テイクアウト販売もしている)ファーストフードチェーン。世界最大のピザチェーン。100ヶ国以上、34000店舗を運営する。日本ではケンタッキーフライド

  • 2007/03/23(金) 07:46:34 |
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